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私たち、サウンドウェーブイノベーション株式会社は、下川 宏明教授(東北大学医学系研究科 客員教授)の最先端の低出力パルス波超音波(LIPUS)および衝撃波アブレーションカテーテルシステム(SWCS)を用いた、低侵襲プラットフォーム技術をベースに、全く新しい医療機器を開発しています。
これまで治療が難しかった疾病の治療に革新的な変革をもたらす画期的な技術です。

適応症について

  • 狭心症

    狭心症とはどういう病気ですか?

    心臓は、筋肉でできています。常に休むことなく、体中に血液を送るポンプの役割をしています。 非常に働き者の臓器ですので、非常に多くの酸素を必要とします。 そのため、心臓の周りには「冠動脈(かんどうみゃく)」という3本の動脈が走っていて、血液が供給されています。 この冠動脈が狭くなり、十分に酸素が行き渡らないのが「狭心症」です。
    狭心症には、冠動脈硬化により冠動脈が狭くなり生じる「労作性狭心症」と、冠動脈のけいれんにより血流が低下する「冠れん縮性狭心症」があります。

    狭心症の症状はどのようなものがあるのでしょうか?

    症状の代表は胸痛(締めつけられる、抑えつけられる、重苦しいといった漠然とした痛み)です。狭心症は数分から長くても十分程度で治まります。ニトログリセリンの舌下またはスプレー投与により症状が数分でよくなります。痛みの場所は、典型的には左前胸部ですが、様々な部分に起こることがあります。

    • * 胸の中央
    • * 左胸部
    • * 左肩
    • * 首
    • * 下あご(歯の痛みに似ます)
    • * 後頭部
    • * みぞおちなど

    また、糖尿病や高齢者の方では痛みがはっきりと出てこないこともあります。このほか、痛みに伴い、動悸や呼吸困難、めまいといった症状が出現することもあります。また、冠れん縮性狭心症の場合には、夜間から早朝にかけて胸が苦しくなることがあります。このような症状のある方は、是非、お早めにご相談ください。

    狭心症の検査はどのようなものがあるのでしょうか?

    まずは外来でしっかりとお話を聞かせて頂きます。どのような時に、どのような症状が起き、どのくらい続いたか、どのくらいの頻度で起きるのか、を教えてください。また、今までかかった病気、ご家族で心臓病の方がいるのかどうか、などについてもお聞きします。
    その後、一般的な検査として、胸部レントゲン写真、心電図、心臓超音波検査、血液検査などを行います。また、ホルター心電図という24時間連続記録する心電図の検査なども行います。
    そのような検査にて狭心症が疑われる場合には、より詳しい検査として、運動負荷心電図、心筋シンチグラフィー、CT検査、そして心臓カテーテル検査を行うことがあります。
    >>カテーテル検査についてはこちらをご覧下さい。

    狭心症の治療はどのようなものがあるのでしょうか?

    狭心症の治療は大きく分けて、薬物治療、カテーテル治療、外科治療(バイパス術)の3つがあります。
    薬物治療
    狭心症の治療において、薬物治療は欠かせません。下記のカテーテル治療、バイパス術をした場合でも、薬を全く飲まなくなることはまれです。血液の流れをよくする薬剤、心臓の血管を広げる薬剤、心臓の負担を減らす薬剤などが用いられます。また、冠れん縮性狭心症の場合には、れん縮予防効果のある薬剤を用います。

    カテーテル治療(風船、ステント治療)

    狭心症を疑った場合に行う各種検査の結果、実際に冠動脈を検査してみる必要があることがわかった場合に、「心臓カテーテル検査」を行います。そのカテーテルの検査にて、冠動脈に狭い部分が見つかった場合、薬物治療以上の治療が必要となることがあります。 それが、カテーテル治療、もしくは外科手術(バイパス術)です。
    当科では、通常、左の手首の動脈からカテーテルを進め検査を行います。狭い部分に対しては、風船で広げる治療を行い、さらにステントという金網を留置し、ふたたび血管が狭くなることを予防します。
    最近では、このステントに薬剤の塗ってある新しいタイプの治療法も行われています。ステント治療には、血液をサラサラにする薬の追加投与が必要となりますので、適宜、医師にご相談ください。

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  • 急性心筋梗塞

    急性心筋梗塞とはどういう病気ですか?

    心臓の周りを走る冠動脈が完全に詰まり、血流が途絶えてしまう病気です。その結果、つまった先の血管に養われていた心臓の筋肉が死んでしまいます。

    急性心筋梗塞の症状はどのようなものがあるのでしょうか?

    狭心症より強い症状が特徴です。胸痛、胸の圧迫感があり、冷や汗、吐き気などを伴うことがあります。30分以上で、数時間続くこともあります。また、ニトログリセリンは効きません。

    急性心筋梗塞の検査、治療はどのようなものがあるのでしょうか?

    一分でも早く救急車を呼んで、専門医療機関を受診してください。すぐに、血液検査、胸部レントゲン検査、心電図、心臓超音波検査などを行います。その結果、急性心筋梗塞が疑われる場合には、緊急で心臓カテーテル検査を行い、狭い部分を広げる治療(経皮的冠動脈形成術)を行います。
    治療としては、つまっている部分に細い針金を通し、風船で狭い部分を広げます。さらに、それで不十分な場合には、ステントという金網を用いる治療法を追加することがあります。

    急性心筋梗塞のあとはどのようなことに注意しなければ行けませんか?

    ステント治療により、病気が完全に治るわけではありません。アスピリン、パナルジンといった、血液が固まるのを防ぐ効果がある薬を治療直後から長期間服用する必要があります。抜歯、他の科での手術などで薬の中止・休止が必要な場合には主治医に御相談ください。 また再発予防のために、糖尿病、高脂血症、高血圧、喫煙などの危険因子の管理・治療はきわめて重要です。
    再発予防のために 、アスピリン、 スタチン、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE-I)/アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)、β遮断薬などの薬物療法の継続も忘れてはなりません。

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  • 慢性心不全

    慢性心不全とはどういう病気ですか?

    心臓は常に休むことなく、体の隅々まで血液を送り出すポンプとして活躍しています。しかし、さまざまな心臓病をそのまま放置しておくと、脳、肝臓、腎臓などの臓器に十分な血液、栄養を送ることができなくなります。この状況を「心不全」と呼びます。さらにこの状態が長期間にわたって起こり次第に進行していく時、この病気を「慢性心不全」といいます。

    慢性心不全の症状はどのようなものがあるのでしょうか?

    慢性心不全になると心臓だけではなく、息切れや脱力感など全身に様々な症状が強く起こり、日常生活に支障が生じます。
    代表的な症状は、動悸(ドキドキ感)、動作時の息切れ、呼吸困難、体のむくみ、体重増加などがあります。ひどくなると、夜間突然息苦しくなって目が覚めることや、さらに進行すると安静にしていても息切れがすることもあります。

    慢性心不全の検査はどのようなものがあるのでしょうか?

    胸部レントゲン写真、心電図、血液検査、心臓超音波検査などがあります。さらに詳しい検査が必要な場合には、CT、MRI、心臓カテーテル検査などで調べます。

    慢性心不全の治療はどのようなものがあるのでしょうか?

    治療目的は、症状を軽くし、生活能力の向上を図るとともに、最終的には長生きできるようにすることです。
    まず、原因となっている心臓病の治療を行います。
    症状が軽い場合は内服薬による治療を行いますが、病状が重くなると入院となり、安静の確保、酸素吸入、点滴による治療が必要になります。末期重症心不全の場合には、補助人工心臓や心臓移植治療といった高度な先端医療を行います。最近では、両心室ペーシングと言われる特殊なペースメーカー治療法が開発され、重い心臓病の方でも長生きできるようになりました。当科では積極的にこの両心室ぺーシング治療を行っています(年間約20例)。
    また、再発の予防のため、内服薬での治療のほか、塩分制限を含めた食事療法、適度な運動指導、禁煙、減酒の指導をします。

    慢性心不全の生活上の注意点は?

    退院時に指導いたします食事療法、運動、禁煙、減酒の他、きちんとお薬を飲んでください。また、次のようなサインは症状悪化の前触れですので、早めに主治医にご相談ください。
    息切れ、呼吸が苦しい、胸が苦しい、動悸がする、尿が少ない、足がむくんだ、体重が増えた(数日以内に3キロ以上)。

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  • 不整脈

    不整脈とはどういう病気ですか?

    正常な心臓は常に一定の規則正しいリズムで動いています。 心臓の振動する回数を示す「心拍数」は1分間に60から100回が正常です。 このような正しいリズムで心臓が動くようにするために、心臓には「刺激伝導系」という電気回路が備わっています。
    「洞結節」という発信所から「房室結節」という中継所を通って、「心室」というポンプの役割をする筋肉に刺激が伝わり、規則正しく心臓が動きます。 この電気回路の途中に問題が生じると「不整脈」という、脈の乱れが生じます。 遅い心臓のリズムを「徐脈」といい、速い心臓のリズムを「頻脈」といいます。

    不整脈の検査はどのようなものがあるのでしょうか?

    まず、心電図での検査が重要です。健康診断でも広く使われていますが、脈の速さ、異常な不整脈の有無を見ることができます。
    さらに、心電図を24時間連続記録して、一日を通して異常が見られないかどうかを検査する「ホルター心電図」という検査があります。これは、常に不整脈が起こっているわけではなく、時々不整脈が起こることがある方の診断に有用です。
    より詳しい検査としては電気生理学的検査があります。電極の付いたカテーテルを心臓(心室や心房内)へ挿入し、心臓内の電気刺激の伝わり方を記録したり、人工的に刺激を与えて不整脈を誘発し、心臓のどの部位に異常があるかを調べ、不整脈の種類、原因を正確に診断することができます。

    不整脈の治療はどのようなものがあるのでしょうか?

    従来、不整脈の治療は内科的治療(薬剤など)と外科的手術が中心でした。しかし、最近はこれに加えて、ペースメーカー、高周波カテーテルアブレーション、植え込み型除細動器(ICD)などの新しい治療方法が開発され、広く行われるようになってきています。

    高周波カテーテルアブレーションとはどういう治療でしょうか?

    不整脈の治療としては、内科的治療(薬の内服や注射など)や外科的治療(開胸手術)が従来行われてきました。近年、新しい治療方法として、カテーテルアブレーションが急速に普及してきています。薬剤で十分にコントロールができない不整脈に対して行なわれています。カテーテルという細い管を心臓の中に入れ、不整脈を起こす元となっている異常な部分に高周波電流を流して電気焼灼を行います。外科手術より負担が少なく、成功した場合には内科的治療が不要となることもあります。

    ペースメーカーとはどういうものですか?

    不整脈の中でも、徐脈という心臓のリズムが遅くなる場合に必要となります。具体的には、「完全房室ブロック」と「洞機能不全症候群」があります。
    これらの病気では、心臓のリズム調整がうまくいかなくなり、心臓の拍動が遅くなったり、時には止まってしまいます。心臓から十分な血液が身体、特に脳に行かなくなることで、めまいや失神などの症状が起きることがあります。
    そのような場合に、心臓のリズムを補うために使われるのがペースメーカーです。ほとんどの患者さんでは、左胸の上、鎖骨の下の部分に埋め込まれ、心臓に「しっかり動くように」と電気刺激を送ります。

    植え込み型除細動器(ICD)とは何でしょうか?

    元気だった人が急に亡くなってしまう「心臓性突然死」は、心室頻拍や心室細動などの致死的不整脈により生じます。この不整脈の治療のために開発されたのが「埋め込み型除細動器(ICD)」です。 1980年にアメリカの病院で開発され、1996年から日本国内でも保険適用となっています。この機械はペースメーカーの同様に体内に埋め込まれます。そして、常に心臓の動きに気を配り、重篤な不整脈が起こった場合には、ただちに自動的に除細動を行う機能を持っています。

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  • 肺高血圧症

    肺高血圧症とはどういう病気ですか?

    心臓から肺へ血液を運ぶ肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなる病気です。詳しい原因が不明の難病特定疾患です。平均肺動脈圧が25mmHg以上となると「肺高血圧症」と診断されます。以前は診断がついてからの生存期間は平均2~3年と非常に重い病気でしたが、現在、さまざまな薬により症状や予後が改善されるようになってきています。

    肺高血圧症の症状はどのようなものがあるのでしょうか?

    肺高血圧症では、全身に十分な酸素を含んだ血液を送ることができなくなり、軽い動作だけで息切れ、疲れ、立ちくらみなどの症状が起きます。さらにこの状態が続くと、肺に血液を送り出す心臓の部屋(右心室)への負担が大きくなり、徐々に心臓の動きが悪くなり、「右心不全」という状態を示します。右心不全となると、顔や足のむくみ、食欲不振、疲労感などがひどくなります。

    肺高血圧症の検査はどのようなものがあるのでしょうか?

    胸部レントゲン、心電図、心臓超音波検査などの一般的検査をまず行います。このほか、特殊な血液写真を行うことがあります。最終的な診断のために、心臓カテーテル検査を行い、肺動脈の血圧を直接測り、重症度を調べます。

    肺高血圧症の治療はどのようなものがあるのでしょうか?

    比較的軽症の場合、治療の主体はカルシウム拮抗薬、ベラプロスト(ケアロードLA, ベラサスLA®)、シルデナフィル(レバチオ®)、タダラフィル(アドシルカ®)、ボセンタン(トラクリア®)、アンブリセンタン(ヴォリブリス®)という血管を広げる薬と抗凝固薬(血液を固まりにくくする薬)の内服で治療を開始します。症状が重い場合、プロスタサイクリン(フローラン®)の点滴治療を行います。最近では、他の肺血管作動物質も開発されてきており、様々な薬剤が開発されつつあります。一方で、このような薬物治療が十分に効かない場合、肺移植手術を行います。当院は国内で肺移植手術を行うことができる数少ない施設の一つです。東北地方や関東地方を中心に、東日本各地から多くの患者さんが受診されています。

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  • 認知症

    いくつかある認知症の中でも患者数が多く代表的な認知症がアルツハイマー型です。症状の進行を遅らせるなどの改善薬が開発された現在でもその根本的な解決策となる治療法が確立されていません。認知症に対する治療法の開発は、超高齢社会の進展に伴う認知症患者の急激な増加と相まって、毎年、世界中で1000万人の新規患者が発症しているとされ、大変深刻な課題となっています。

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